中国全土に子ども主体の保育を普及させる

現在の職種と業務内容を教えてください。

中国事業の責任者をしています。業務内容としては、当社の保育である「キッズアプローチ」を中国全土に普及させるため、中国市場においての当社のブランディングや、保育事業を仕掛け、保育事業の運営管理、保育の品質管理と指導を行っています。

毎日当社の保育の取り組みや日本の保育情報を中国キッズコーポレーション公式アカウントや中国の保育媒体を通して中国の幼児教育業界に発信しています。

中国の最新な保育業界動向をタイムリーに把握し、ニーズに合わせて保育関連サービスを提案しています。保育関連サービス提供のために、媒体機能やコンテンツ開発、現地でのサプライチェーン形成なども今後していきます。

キッズコーポレーショングループに入社した理由を教えてください。

前職は幼児教育の会社ではないのですが、二人目が生まれた後幼児教育にすごく興味があったので、前職で新規事業として保育プラットフォーム事業を自ら立ち上げました。それまでの職歴は全くの畑違いでしたが、ビジネススキルは共通しますので、初めての教育に関わる仕事に経験やスキルを活かすことができました。

その前職で中国の幼児教育現場視察の企画をして日本の幼児教育事業者の参加を募集したところ、社長が応募され、視察に参加されました。
それまでキッズコーポレーションのことを知りませんでしたが、視察中に社長とお話する機会があり、その際に伺った「中国に進出したい」という想いに共感し、力になりたいと思い入社することを決めました。

仕事をするなかでのやりがい・成長を感じる点を教えてください。

中国の幼児教育はまだまだ先生主体、親主体になっていますが、日本以上に子育てに力をいれて、子ども中心の社会だと思います。

子どもに寄り添いたい保育者・保護者は今の中国の幼児教育に疑問を持ち、従来と違う教育方法を求めようとしています。私達のプロモーションや研修で子ども主体の保育の話を聞き、当社の保育の映像をみるとみんな、目がキラキラしていて、たくさんの質問をしてきたり、SNSで直接感想のメッセージを頂くと、とてもやりがいを感じます。

もっと、キッズアプローチをみんなに知ってもらい、実践して頂きたいという想いも強くなってきています。私自身もプロモーション活動や当社の研修を通して、子ども主体の保育に関する知識やノウハウが積んできたことで専門性が高まり、成長を感じています。

入社前の当社に対するイメージと、入社後のギャップを教えてください。

明確なMissionをもって入社しましたので、入社までの会社イメージは特に気にしていませんでした。入社後他部署との連携が必要となり、他部署の方と関わることで会社全体が見えてきたような気がします。

良いと感じた点はまずフラットな会社で、タテもヨコも相談しやすく、話をちゃんと聞いてくれるところです。この点は新規事業のゼロイチをやっている私にとっては本当に助かりました。また現場の先生だけではなく本部の職員も大らかな雰囲気な方が多い印象です。

一方でもっと改善できる点として、業界内での存在感があまり強くないという課題があると感じました。これは入社当時、社内での価値共有と社外への価値表現が特にされてない印象もあったためです。現在は会社全体でブランディングに力を入れていて、そういった課題は徐々に改善されてきていますね。